2016年3月14日月曜日

OpenAM13.0.0のインストール

2016年2月にリリースされたOpenAM13.0.0のインストール手順を説明する。
なお、Tomcat7.0.68(Windows版)上に配備する。

  1. 以下のForgeRock社サイトからOpenAM媒体をダウンロードする。
    (あらかじめIDとパスワードの登録が必要)

    https://backstage.forgerock.com/#!/downloads/OpenAM/OpenAM%20Enterprise/13.0.0/OpenAM%2013/zip#list

  2. ダウンロードしたOpenAM-13.0.0.zipを解凍する。
    「OpenAM-13.0.0.war」がOpenAMのwarファイルである。

  3. Tomcatに配備する前に、Tomcatの管理画面からアップロードできるファイルサイズを増やす。
    増やさないと、SizeLimitExceededExceptionエラーが発生する
    web.xml(..\Tomcat 7.0\webapps\manager\WEB-INF配下)の以下の要素に、OpenAMのwarファイルのサイズを設定する。
    <multipart-config>  
     <!-- 50MB max -->
      <max-file-size>113916465</max-file-size>
      <max-request-size>113916465</max-request-size>
      <file-size-threshold>0</file-size-threshold>
    </multipart-config>

  4. Tomcatの管理画面から、OpenAMのwarを指定して配備する。



  5. OpenAMのURLにアクセスし、以下のセットアップ画面が表示されることを確認する。
    「新しい設定の作成」ボタンを押す。



  6. ライセンス許諾画面が表示されるため、同意して「Continue」ボタンを押す。
  7. OpenAMの管理ユーザ(amAdmin)のパスワードを入力し、「次へ」ボタンを押す。
  8. サーバー設定画面でサーバーURLなどを入力し、「次へ」ボタンを押す。
  9. 設定データストア画面でOpenAMの環境情報を格納するデータストアの設定を行う。「次へ」ボタンを押す。
  10. ユーザーデータストア画面でユーザ情報を格納するデータストアの設定を行う。本手順では、OpenDJを選択する。「次へ」ボタンを押す。
  11. サイト設定画面でロードバランサの設定を行う。本手順では、負荷分散構成にはしないため、「いいえ」を選択する。「次へ」ボタンを押す。
  12. デフォルトのポリシーエージェントユーザーのパスワードを入力し、「次へ」ボタンを押す。
  13. 設定ツールの概要と詳細画面で設定項目を確認する。内容に問題がなければ、「設定の作成」ボタンを押す。
  14. 下記のように、OpenAMのインストールが開始される。
  15. 以下のように、「設定が完了しました」メッセージが表示されることを確認する。「ログインに進む」ボタンを押す。
  16. IDとパスワードを入力し、ログインできることを確認する。
  17. 下記のように、OpenAMのセットアップ画面が表示されたら、セットアップは完了である。




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