2012年4月7日土曜日

OpenAM10.0 インストール手順

OpenAM10.0のインストール手順について説明する。
なお、WebサーバはGlassfish V2を使用する。
※インストール/設定手順は、OpenAM9.X系とほぼ同じ。

①Glassfishにおいて、domainを作成する。
c:\glassfish>asadmin create-domain --adminport 44848 --instanceport 48080 --save
masterpassword=true --savelogin=true openam10

②作成したdomainを起動する。
c:\glassfish>asadmin start-domain openam10

③以下のサイトからダウンロードしたOpenAM10のZIPファイルを解凍する。解凍後、deployable-warフォルダ配下にあるopensso.warをopenam.warに変名し、Glassfishのautodeployフォルダに配置する。
http://www.forgerock.org/openam.html

④以下のURL(OpenAM設定画面)にアクセスする。
http://openam.yasuyasu.com:48080/openam

⑤「カスタム設定」の「新しい設定の作成」を押下する。











⑥「手順1:一般」において、デフォルトユーザーのパスワードを入力する。「次へ」を押下する。













⑦「手順 2: サーバー設定」において、サーバ情報を設定する。「次へ」を押下する。













⑧「手順 3: 設定データストア設定」において、設定データを格納するデータストアを設定する。「次へ」を押下する。














⑨「手順 4: ユーザーデータストア設定」において、ユーザデータを格納するデータストアを設定する。ここでは、OpenAM付属のデータストア(OpenDJ)を使用する。「次へ」を押下する。















⑩「手順 5: サイト設定」において、ロードバランサの設定を行う。負荷分散は行わないため、そのまま「次へ」を押下する。










⑪「手順 6: デフォルトのポリシーエージェントユーザー」において、デフォルトのポリシーエージェントのパスワードを設定する。OpenAMの管理パスワードと異なるものを設定する必要があることに注意。「次へ」を押下する。










⑫「設定ツールの概要と詳細」において、「設定の作成」ボタンを押下する。OpenAMの設定が開始される。












⑬設定が完了後、「ログインへ進む」リンクを押下する。















⑭以下の画面が表示されることを確認する。














⑮管理ユーザのID/PWを入力し、OpenAMにログインできることを確認する。また、バージョンがOpenAM10であることを確認する。