2017年6月4日日曜日

Dockerを使ってWindows OS上でUbuntu OSを動かしてみる

自宅のWindows OSにDocker for windowsをインストールした。ついでに、DockerリポジトリからUbuntu OSイメージをダウンロードして動かしてみる。


  1. Dockerプロンプトを起動する。
  2. dockerコマンドを実行してUbuntu OSをダウンロードする。docker pull <対象イメージ>でダウンロードできる。
  3. Ubuntuイメージがダウンロードされていることを確認する。docker imagesコマンドで確認できる。
  4. Ubuntuコンテナを作成する。docker runコマンドを実行する。-iオプションは対話形式、-tはTTY端末で起動する。
  5. Ubuntuのバージョンを確認する。Ubuntu 16.04.2 LTSがインストールされてますね。

2017年1月29日日曜日

Hyperledger FabricのDockerイメージの作成手順

ブロックチェーン基盤のOSSであるHyperledger Fabricのソースをビルドし、Dockerイメージを作成する。
Fabricのバージョンは0.6.1preview版。

①以下のサイトからソースをダウンロードする。

https://github.com/hyperledger/fabric

$ unzip fabric-0.6.1-preview.zip
$ mkdir -p /opt/gopath/src/github.com/hyperledger/fabric
$ cp -rf  fabric-0.6.1-preview/* /opt/gopath/src/github.com/hyperledger/fabric
$ cd /opt/gopath/src/github.com/hyperledger/fabric

②ソースをビルドする際に必要となるツール一式をインストールする。

$ sudo apt-get install python3 make
sudo curl -O https://storage.googleapis.com/golang/go1.6.linux-amd64.tar.gz
$ sudo tar -xvf go1.6.linux-amd64.tar.gz
$ sudo mv go /usr/local
$ export GOROOT=/usr/local/go $ export PATH=$PATH:$GOROOT/bin
$ go version
go version go1.6 linux/amd64

③Dockerをインストールする。

$sudo apt-get install curl \ linux-image-extra-$(uname -r) \ linux-image-extra-virtual
$sudo apt-get install apt-transport-https \ ca-certificates
$curl -fsSL https://yum.dockerproject.org/gpg | sudo apt-key add -
$apt-key fingerprint 58118E89F3A912897C070ADBF76221572C52609D
$sudo add-apt-repository \ "deb https://apt.dockerproject.org/repo/ \ ubuntu-$(lsb_release -cs) \ main"
$sudo apt-get update
$sudo apt-get -y install docker-engine

➃Dockerが正常に動作することを確認する。

$ sudo docker run hello-world | grep Hello
Hello from Docker!

➄必要な環境変数を設定する。

$ export GOPATH="/opt/gopath" $ export GOROOT="/opt/go"

➅makeコマンドを実行し、Dockerイメージを作成する。

$ sudo -E make peer-image
$ sudo -E make membersrvc-image

➆Dockerイメージが作成されていることを確認する。

$ sudo docker images





2016年8月13日土曜日

Tomcatのマルチインスタンス化

Tomcatではマルチインスタンスをサポートしている。
異なるIPとポート番号で複数のインスタンスを起動させることが可能である。
  1. 事前にインストールしたTomcatフォルダ直下にインスタンスフォルダを作成する。

    <フォルダ構成>
    C:\Program Files\Apache Software Foundation\Tomcat 9.0\instance
          \instance1
          \instance2
  2. instance1とintance2のフォルダには、Tomcatインストールフォルダから以下のフォルダをコピーする。
    ・conf
    ・logs
    ・temp
    ・webapps
    ・work
  3. instance2のconf\server.xmlファイルを開き、ポート番号がinstance1と重複しないように変更する。例えば、以下のように設定する。

    instance1のポート番号

    HTTPポート:8080
    シャットダウンポート:8005
    AJPポート:8009
    リダイレクトポート:8443

    instance2のポート番号
    HTTPポート:8081
    シャットダウンポート:8006
    AJPポート:8010
    リダイレクトポート:8444
  4. コマンドプロンプトを起動する。
    ・JAVA_HOMEには、JAVAのインストール先ファイルパスを指定する。
    ・JAVA_JREには、JREのインストール先ファイルパスを指定する。
    ・CATALINA_HOMEには、Tomcatのイントール先ファイルパスを指定する。
    ・CATALINA_BASEには、instance1またはinstance2のファイルパスを指定する。
    ・service installコマンドを実行し、インスタンスをインストールする。

    <instance1のインストール>

    <instance2のインストール>
  5. インスタンスを以下のコマンドで切り替えることができる。

    Tomcat9w.exe //ES/instance1
    Tomcat9w.exe //ES/instance2

Tomcat 9 をインストール

最新版である9.0.0.M9をインストールしてみる。

  1. 以下のサイトからWindows用インストーラをダウンロードする。
    https://tomcat.apache.org/download-90.cgi
  2. ダウンロードしたインストーラをダブルクリックする。
  3. セットアップ画面が表示されるため、「Next」ボタンを押す。
  4. ライセンス許諾画面が表示されるため、「I Agree」ボタンを押す。
  5. インストールするコンポーネントを選択する。適宜設定し、「Next」ボタンを押す。
  6. ポート番号や管理ユーザのID/パスワードなどの設定画面が表示される。適宜設定し、「Next」ボタンを押す。
  7. 利用するJVMを選択する(1.7以降)。「Next」ボタンを押す。
  8. Tomcatのインストール先フォルダを指定する。「Install」ボタンを押すと、インストールが開始される。
正常にインストールが完了すると、Tomcatが自動起動される。
画面右下に、以下のようなマークが表示される。右クリックして「STOP」すれば停止できる。




以下のURLにアクセスし、Tomcatの管理画面が表示されることを確認する。
http://localhost:8080/



さらに、ログインすると、以下のようなステータス画面が表示される。


2016年5月29日日曜日

R言語のインストール



  1. 以下のサイトにアクセスし、「Getting Started」の「download R」リンクをクリックする。

    https://www.r-project.org/
  2. インストールするマシンが存在する場所に最も近いミラーサイトを選択する。
  3. Linux、MacまたはWindows用の基本パッケージを選択する。
  4.  install R for the first time」を選択する。
  5. Download R 3.3.0 for Windows」を選択する。
  6. ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックすると、インストールが開始される。
  7. 「日本語」を選択し、「OK」ボタンを押す。

  8. セットアップウィザード画面で「次へ」ボタンを押す。
  9. そのまま「次へ」ボタンを押す。
  10. コンポートの選択では、そのまま「次へ」ボタンを押す。
  11. 起動オプションでは、そのまま「次へ」ボタンを押す。
  12. プログラムグループはそのまま「R」に設定し、「次へ」ボタンを押す。
  13. 追加タスクの選択ではデフォルトの値のまま、「次へ」を押下する。
    インストールが開始される。
  14. インストールが完了したら、「完了」ボタンを押下する。
  15. 下記のようなRコンソール画面が表示されることを確認する。

2016年5月21日土曜日

Go言語 開発環境の構築手順

Eclipseを使って、Go言語の開発環境を構築する。
なお、Go言語を開発するためには、Eclipse用プラグイン(GoClipse)を事前に入手・設定する必要がある。また、オートコンプリート機能(*)を使う際には、別途gocodeが必要となる。

(*)自動的に、関数のメソッドやフィールドの候補を補ってくれる機能。

Eclipseのインストール

  1. 以下のサイトからEclipseのインストール媒体をダウンロードする(最新のNEONシリーズを選択)。
    https://mergedoc.osdn.jp/
  2. ZIPファイルを解凍する。解凍したフォルダ下のeclipse.exeを起動する。
  3. Eclipse上の「ヘルプ」メニューから「新規ソフトウェアのインストール」を選択する。
    以下を入力して「Next」ボタンを押す。
    http://goclipse.github.io/releases/
  4. さらに「Next」ボタンを押すと、利用許諾画面が表示される。
    同意するにチェックし、「Finish」ボタンを押す。インストールが開始される。
  5. Eclipseの再起動が求められるため、再起動する。

Eclipseでの設定(GoClipse&gocodeの設定)

  1. Eclipse上の「ウィンドウ」メニュー→「設定」を選択する。
  2. 左欄から「Go」を選択し、Go言語をインストールしたフルパスを指定する。
    「OK」ボタンを押す。
  3. Eclipse上の「ウィンドウ」メニュー→「設定」を選択する。画面左側で「Go」を選択し、「GOPATH」にgocodeをインストールするフォルダを指定する。「OK」ボタンを押す。
  4. Eclipse上の「ウィンドウ」メニュー→「設定」を選択する。
    画面左側で「Go」を選択し、「Tools」を選択する。「Download」ボタンを押す。
    これで、オートコンプリート機能が使えるようになる。

Goプロジェクトの作成

  1. Eclipseの「File」→「New」→「Project」を選択する。
  2. 「Go Project」を選択し、「Next」を押す。

  3. プロジェクト名(任意)を指定し、「Finish」ボタンを押す。
    以下のようなプロジェクトが作成されていることを確認する。
  4. 「src」を右クリックし、「Folder」を選択する。任意のフォルダ名を指定する。
  5. 作成したフォルダ下に、下記のようなGoプログラム(拡張子は.goとすること)を記述したら、プロジェクトを右クリックし、実行ボタンを押す。


  6. Console画面に実行結果が表示されることを確認する。



Go言語のインストール


  1. 以下のURLにアクセスする。
    https://golang.org/dl/
  2. 「Microsoft Windows」版をダウンロードする。

  3. ダウンロードした「go1.6.2.windows-amd64.msi」をダブルクリックする。
  4. Windows画面が立ち上がるため、「Next」ボタンを押す。

  5. ライセンス許諾画面に遷移するため、チェックボタンを押し、「Next」ボタンを押す。

  6. インストール先フォルダを指定し、「Next」ボタンを押す。次に、「Install」ボタンを押せば、インストールが開始される。
  7. インストールが完了したら、「Finish」ボタンを押す。
    Windows版では、Go言語へのパスの環境変数は自動で設定されるため、手動での設定は不要である。
  8. 以下の単純なプログラムを記載し、hello.goファイルとして保存する。

    package main

    import  "fmt"

    func main() {
       fmt.Println("Hello,world!")
    }
     
  9. コマンドプロンプトを起動する。
    以下のコマンドを実行し、"Hello.world!"と表示されることを確認する(場合によっては管理者権限でコマンドプロンプトの起動が必要)。



    (補足)
    一旦、ビルドして実行ファイル(exe)を生成し、exeから実行することも可能。